平成30年度東北ボランティア隊

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。今回は、名古屋経営短期大学と名古屋産業大学の学生が東北ボランティアに行った様子をレポートします。

「東北ボランティア隊」を派遣しボランティア活動


東日本大震災が発生して8年。現地ではまだまだ困難な状況が続く中、復興に向けて 必死にがんばっている人がたくさんいます。一方、名古屋経営短期大学と名古屋産業大学が所在している東海地域は以前より大規模な地震が発生する可能性が高いと言われ続けている地域です。
ここ東海において地震がいつ発生してもおかしくない状況が続く中、本学の学生をはじめ教職員は何ができるのか。学生の自主的なボランティア活動によって、自らの学生生活の在り方について探求し、学生相互、関係機関、ひいては地域、社会との連携を通じて、相互発展のために広く寄与する。これを目的として「東北ボランティア隊」を派遣しボランティア活動を行ってきました。

今後自分たちがどうするべきなのか

   
東北ボランティア隊のボランティア活動としては、南三陸町にある「海の見える命の森」での植樹活動を行いました。「海の見える命の森」は大規模災害発生時の避難場所でありまた、震災を語り継ぐ施設として整備が進められている場所で、東日本大震災の際に南三陸町で犠牲となった824名の方々と同じ数の植樹を行っています。学生たちは被災者の方々の思いを感じながら、サクラやカエデの植樹活動などを行いました。合わせて、実際に被災された方々からお話をお伺いしたり、気仙沼市東日本大震災追悼式への参列も行いました。
学生たちは、今回のボランティア活動を通じて、命の重みを感じながら作業にあたっていました。また、実際に震災遺構を見学し、被災者の方々から当時のお話をお伺いする中で、今後自分たちがどうするべきなのか、学生それぞれが自分に置き換えて考えていました。

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地域連携活動2019.04.05