子ども学科「ごちゃまぜ運動会」で障害への理解を深める

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。今回は子ども学科の学生が参加した「ごちゃまぜ運動会」ついてお伝えします。

 

障害児保育を履修している子ども学科2年生20名が校外学習として「ごちゃまぜ運動会」に参加しました。
ごちゃまぜ運動会は、障がいのあるなし、年齢、国籍、性別などに関係なく、誰もが楽しめるインクルーシブな運動会です。
今年は、参加者170名、学生ボランティア100名、実行委員20名と300名近くが尾張旭市立旭中学校の体育館に集まりました。
<学生たちは運営と競技に積極的に参加!>
ボール渡し、ティッシュボックス積み競争、玉入れ、車椅子綱引きなど9つの競技が行われました。学生たちは、玉入れのカゴ持ち、道具の出し入れ、参加者の誘導など、競技運営に幅広く携わりました。また、参加者と一緒に競技にも参加し、交流を深めました。

 

<参加した学生の声>
・教科書や授業の内容だけでは学ぶことが出来ないことを体験し、今後の自分の行動を考えるきっかけになった。自ら、進んで障がいについて学んでいきたい。
・職員の方が、私の目の前でダウン症の方に声を掛けて対応しているのを見た。否定的な言葉掛けではなく、刺激を与えないような配慮を学んだ。
・玉入れのカゴを持つ役割をしていた時のこと。後ろから服を引っ張られることがあり、戸惑い不安になったが、その方は競技に夢中になっていたために引っ張ったことを知り、理解できた。
・医療的ケアが必要な小学生と関わった。肢体に不自由があっても、凄くはっきりと自分の言葉を発し、会話をする姿をみて、今を生きる強さを感じた。今後も、学びを深めるためにボランティアやイベント等に参加していきたい。

 

<地域交流を通して、障がい理解と協力を学ぶ>
今回の運動会には、様々な障がいを持つ子どもたちが参加しました。学生たちはボランティアスタッフとして接することで、障がいへの理解を深め、適切な関わり方を学ぶことができました。将来、保育士として働く際に役立つ貴重な経験となりました。
<地域と一体となった教育>
名古屋経営短期大学子ども学科では、キャンパス内の学びにとどまらず、地域の方々と積極的に交流し、地域社会の発展に貢献できる人材を育成しています。地域住民の方々を対象とした公開講座やボランティア活動など、地域との連携事業を多数実施しており、学生たちは地域の方々と協力しながら、実践的なスキルと豊かな人間性を身につけています。地域と一体となった教育を通して、名古屋経営短期大学は、社会で活躍できる人材を育成するとともに、地域社会の発展に、これからも貢献していきます。

 

ごちゃまぜ運動会に参加した、子ども学科の学生インタビュー動画はこちら

子ども学科についてもっと詳しく知りたい方は、オープンキャンパスに是非お越しください。

地域連携活動2024.05.30