授業紹介:ライフプランニング
愛情教育を実践する名古屋経営短期⼤学(KEIEITAN)。本学では学長も講義を持っており、学生との関わりを大事にしています。6月の講義を紹介します。
①6月4日:広告業界から見た日本のビジネス現在地と未来
大手広告代理店「電通」の社員で名古屋産業大学 非常勤講師の角谷浩先生を講師に迎え、講義をしていただきました。日本の企業や大学は、行っていることを積極的にアピールしない。行っていることが海外に伝わっていない・伝えようとしていない。国際社会では言わぬが花では通用しない。また、自分だけ良ければよいでは通用しない社会になってきています。大企業になるほどボランティア活動や社会貢献を推奨しており、そうしなければビジネスは続かない。企業はいい商品を安く売るだけでなく環境に配慮した商品でないと売れない。この状況をふまえて、学生時代に、専門的能力、社会貢献力を身に着け、産業社会で活躍して欲しいと締めくくられました。
②6月11日:障害や生きづらさについて
自伝「五体不満足」のベストセラー作家、乙武洋匡さんをお招きして、ご講演いただきました。具体例を10個挙げ、障害と思うか思わないか、そう判断する理由を学生達と意見交換しました。障害と思う判断基準として、身体的な違いだけでなく、心の違い、日常生活で支障があるかないか、やりたいことが出来るかできないかなど、障害と思う基準は人によって違います。学生達からは多くの意見が挙がり関心の高さが伺えました。また、ロンドンに3か月滞在された時に体験した日本との違いについて語って頂きました。「ロンドンは80年代の建物が多く未だに段差だらけである」「車いすに乗って移動する人の姿を多く見かける」、それは困っている人を助ける事が当たり前で、あえてバリアフリーにする必要がなく、車いすで移動しても困らないからだそうです。最後に、「生きづらい状況を変えていくなかで、選択肢を増やし皆が同じスタートラインに立てる世の中にしていきたい。」そう、語られました。
③6月18日:自転車交通安全教室を行いました!
愛知県警察第一交通機動隊「B-Force」を迎え自転車交通安全教室を行いました。
「B-Force」は、全国でも珍しい自転車対策専門部隊です。近年、自転車による交通事故やトラブルが増加しているため、自転車に乗るときの交通ルール、違反や罰金について学びました。
④6月24日:留学生の発表について
ネパール、スリランカ、バングラデシュから留学の名産大生が、国のイメージ映像を流すとともに、気候・産業・食文化・有名な観光地・宗教や言語について発表しました。それぞれ日本とは全く違い、場所さえも知らなかった国もありました。「なぜ、日本に留学したのか?」という日本人学生からの質問に、「25才以下の人口が50%以上を占めています。それにもかかわらず大学が少なく、大学で学びたい若者は留学するしかない」「経済は農業が中心で、給料が日本の20分の1,アメリカの50分の1と安い為、高い収入を得るには海外で働くしかない」と答えていました。
KEIEITANでの学びについてもっと詳しく知りたい方は、オープンキャンパスに是非お越しください。