KEIEITANの授業を紹介する授業レポート:「多文化保育」で名古屋市立中村保育園の先生にお越しいただきました

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。そんなKEIEITANの授業を紹介する「授業レポート」。今回は子ども学科の武小燕先生による「実践キャリア教育Ⅰ」を取り上げます。

多文化保育・教育の実態や課題

現在の日本社会では、グローバル化が進む中で「多文化共生」が注目されています。もちろん、保育や教育の現場においても多文化をめぐる多くの課題があり日々議論されています。今回レポートする「多文化保育」では、「多文化」および「多文化共生社会」とは何かについて学び、日本国内外における多文化保育・教育の事例を検討しながら、その実態や課題および展望を考えていきます。
今回の多文化保育の講義では、名古屋市中村保育園園長の宇都宮美智子先生と同園に勤める韓国籍保育士の申先生にゲスト講師としてお越しいただき、実際の現場での取り組みをお話しいただきました。

多文化保育の取組みに興味津々

まず宇都宮先生から、中村保育園の多文化保育の取組みや、ご自身が世界を飛び回って見たカンポジア、キューバ、モンゴル、タンザニアなどの幼児教育と保育についてお話をいただきました。次に申先生より、日本の保育園に勤めることになった経緯と韓国の保育について話をしてくださりました。新鮮さのあふれた内容に、学生たちは聞き入れたり笑ったりびっくりしたりして興味津々でした。活発な交流をした最後、宇都宮先生からいただいたウサギのバルーンを手にして満面の笑顔でチーズ。楽しくて充実した時間でした。宇都宮先生と申先生、ありがとうございました。

子ども学科では保育園、幼稚園、小学校の教職免許を取得できるだけではなく、実習に加え、3年間通してインターンシップ等の保育体験ができます。充実した授業内容で実践的なスキルを磨きます。子ども学科ついてもっと詳しく知りたい方は7月7日(土)開催のオープンキャンパスに是非お越しください。お申込みはこちらから。

子ども学科2018.07.03