授業紹介「音楽科指導法」
愛情教育を実践する名古屋経営短期⼤学（KEIEITAN）。
「子ども学科」3年生の授業「音楽科指導法」にて、サウンド・ウォーク（音の散歩）を行いました。
ルートは、本学にほど近い多度神社までの道のりと神社境内です。
いつも授業では活発に意見を述べあうことができる学生たちですが、この日は皆じっと黙って、「聴くこと」に集中しました。
すると通いなれた大学前の道路も、行き交う車の音以外にも色々な音が存在することに気づきます。 そして神社へと近づくにつれ、音の景色も変わっていきました。
鳥居をくぐると、手水鉢の水音、様々な鳥の声、高い梢からしたたる昨夜の雨の雫など、豊かな音に満ちた世界が広がっていました。梅雨の晴れ間のこの日、学生たちはそれぞれ、見上げたり、しゃがんだり、ゆっくりと歩き回りながら、音の世界を感じ取っていました。
環境音に耳を傾ける活動は、小学校音楽科の授業にも取り入れられています。
この経験も、きっと将来の楽しい授業展開に活かされていくことでしょう。
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