授業紹介「農業体験⑦」

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。

「農業体験」第7回(11月11日)の様子をレポートします! 今回は、いよいよ案山子(かかし)づくりに挑戦です!
…… と、その前に。まずは第5回第6回で刈り取って乾燥させていた稲の様子をチェック。すると、強風の影響か、乾燥中の稲がすべて倒れてしまっていました。当初はお米にして10kgほどになる見込みの稲ですが、倒れたままでは台無しになりかねません。しっかり乾燥させるため、急遽台からすべての稲を外し、台の位置と向きを調整して組み直したうえで、丁寧に掛け直しました。

束のなかには、乾燥で細くなった稲がぽろぽろ落ちてしまうものも。「しっかりと縛っているつもりでも、実際には不十分なことがある」と新たな気づきを得た学生たち。実物に触れるからこそ得られる、貴重な学びの瞬間でした。

ひと段落したら、今度こそ案山子づくりです! 井上さん(イノウエファーム)から案山子づくりに必要な材料(竹・藁・丈夫な袋など)を教えていただき、製作スタート! 冒頭、「同じ“案山子”でも国や地域によって動物への対処やデザインが違うのか?」という話題で盛り上がり、学びの幅も広がりました。

以前考えたデザイン案はというと…… いざ材料を前にすると、まさかの“白紙状態”に戻った様子。 竹を組んだり、藁を体に巻きつけたり、袋に藁を詰めたり―― 実際に手を動かしながら、案山子づくりの基本をおさえつつ、少しずつイメージを膨らませ、形にしていく姿がみられました。

そのなか、井上さんから「せっかくだし、2体つくってみては?」との提案が! 急遽、2チームに分かれて2体の案山子をつくることになりました。
限られた時間と人数のなか、どんな案山子が生まれるのか……!? 次回のレポートもお楽しみに!

興味を持った方は、ぜひオープンキャンパスの体験イベントを受講してみてください!

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子ども学科2025.11.24