授業紹介「農業体験⑨」

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。
子ども学科の授業「農業体験」第9回についてレポートします。

今回は、第7回に引き続き、畑の観察、草抜き、間引き、収穫、そして土の手入れを行いました。
各班が自分たちの畝を中心に、野菜の成長や畝の状態を観察しながら、必要な作業を進めていきます。

草抜きや間引きにもすっかり慣れてきた学生たち。野菜の近くでは手や小さなスコップを使い、少し離れた場所ではシャベルを活用するといった工夫をしながら取り組む姿が見られました。また、大根が二つくっついて生えているのを見つけた学生が「成長のためには一つ抜いたほうがいいね」と判断して間引きを行ったり、エンドウのつるが支柱に絡まっていないことに気づいて協力しながら紐を結び直したりと、これまで以上に自主的で柔軟な行動が多く見られるようになりました。

今回は、前回に続いて小かぶを収穫したほか、大根とジャガイモも収穫することができました。
土の手入れでは、耕耘機とシャベルを駆使し、各班が力を合わせて作業を進めました。耕耘機の操作に初挑戦した学生たちは、最初こそ苦戦していましたが、次第に慣れていき、固まった土に苦戦しながらも楽しそうに取り組んでいました。

その作業中、植えた覚えのない場所でジャガイモの葉を発見!急きょ移植作業に挑戦することになりました。
井上さん(井上ファーム)から「ジャガイモを傷つけないよう、少し離れたところから掘るといいよ」とアドバイスをもらい、慎重に掘り起こして新しい場所の土を耕し、丁寧に植え替えました。移植を終えた学生たちの表情には、達成感があふれていました。

次回は、今回の続きに加えて、草刈り機を使った作業にも挑戦します。どのような挑戦や学びがあるのか、次回も楽しみですね!

KEIEITANでの学びについてもっと詳しく知りたい方は、オープンキャンパスに是非お越しください。

子ども学科2024.11.25