授業紹介「農業体験⑮」~学生の声で振り返る15回の学び~

愛情教育を実践する名古屋経営短期大学(KEIEITAN)。
15回にわたる「農業体験」の授業もいよいよ最終回。今回は、学生たちの声からこの授業の学びを振り返ります。

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第1回からさまざまな体験をしてきた学生たち。第15回の授業では、これまでの活動を振り返り、印象に残ったことやそこから得た学びを、記録写真とともにまとめました。

その後、改めて「農業体験」を通して感じたことや学んだことを聞いてみると、そこから見えてきたのは、「食」「自然」「協力」の大切さに気づいた学生たちの姿でした。

 

食べ物ができるまでを体験

多くの学生が印象に残ったと答えたのが、食べ物ができるまでの過程を体験できたことです。 自分たちで育て、収穫し、調理して食べる。「自分たちで収穫したさつまいもを使ったことで特別感があり」、「食べ物ができるまでの過程を体験でき、より一層おいしく感じた」と、一連の体験を通して、食べ物のおいしさやありがたさを実感したようです。

 

農業の大変さを実感

農業の仕事の大変さに気づいたという声もありました。作物を育てるには、日々の管理や自然との向き合い方が欠かせません。
●育てていく中で水やりとか色々気を使うことがたくさんあって、意外と大変だった。
●稲刈りも結構体力使うなって思った。
学生たちは、体験を通してその苦労を体感したようです。

 

仲間と協力する経験

餅つき体験では、仲間と協力することの大切さも学びました。
●杵の重さやお餅の粘りに驚きながら、みんなで声を掛け合って協力することの大切さを実感した。
力を合わせて一つのことに取り組む楽しさも、この授業の大きな魅力です。

 

自然への関心の変化

作物を育てる中で、自然との関わりを実感した学生もいました。
●これまでは天気や季節の変化をあまり意識していなかったが、実際に作物を育てるなかで、気温や雨の量、日当たりが成長に大きく影響することを実感した。
●土の中の虫や微生物の働きが作物の育ちを支えていることを知り、自然はさまざまな命のつながりによって成り立っていると感じた。
●天気予報や季節の移り変わりに関心を持つようになり、自然をより身近に感じている。
一方で、目の前の作業で手一杯でそこまで意識できなかったという率直な声もありました。こうした気づきも、体験を通して得られた学びの一つです。

 

もう一度受講するなら…

「もう一度受講するなら挑戦したいこと」としては、次のような意見がありました。生産だけでなく、販売や消費の視点にも興味が広がっていることがうかがえます。
●虫食いのないきれいな状態で育てたいので、農薬をかけるなどの工夫がしたい。
●今回の授業で育てたもの以外の野菜を育てたり、調理したり、販売したりしたい(違う野菜なら育て方も調理方法も違うと思うので、どんな感じか気になるから)。
●種まきから収穫だけでなく、しっかりした販売体験にも挑戦してみたい(自分たちで育てた作物をどのように値段設定し、どのように魅力を伝えるかを考えることで、生産だけでなく流通や消費者の視点も学べると思うから)。
●うまく接客ができなかったので、今度はちゃんとできるようにしたい。

 

将来の保育につながる学び

今回の経験は、将来の保育にも活かしたいという声も多くありました。「食べ物が育つ過程や命の大切さを実感した。将来、子どもたちにも食の大切さを伝えたい」と、自然に触れる体験や栽培活動の大切さを、実感をもって理解したようです。

 

学生からのメッセージ

最後に、この授業をおすすめするか尋ねてみました。
●朝が早くて作業は大変ですが、やりがいがあって楽しいです。
●食べ物への感謝の気持ちが生まれるのでおすすめです。
大変さもありますが、その分、実感をともなった学びが得られたようです。

 

15回にわたる農業体験を通して、学生たちは食べ物の大切さや自然との関わり、そして仲間と協力することの意味を体験的に学びました。井上さん(イノウエファーム)、今年度もさまざまな体験を提供してくださりありがとうございました。

次年度は、どんな「農業体験」が生まれるのでしょうか。次年度のレポートも、どうぞお楽しみに!

興味を持った方は、ぜひオープンキャンパスの体験イベントを受講してみてください!

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子ども学科2026.03.09